金麦×オレンジページイベント「野菜を食べて乗り切る!ベトナム料理教室」

西麻布にあるベトナム料理『Kitchen』オーナーシェフ鈴木珠美さんによるベトナム料理教室に参加。場所は恵比寿から徒歩5分、エレガンテヴィータ ナコラにて。
http://www.orangepage.net/park/event/kmg2010/

ウエルカムティとして、「ロータスティ」をいただく。名前通り蓮の花で香り付けられているベトナム花茶デトックス効果と美肌効果があるそうな。すごくいい香り。

最初に鈴木先生によるデモンストレーションがあり、そのあと実習。食事会と試飲会、トークショーと続く。

メニューはバインセオと生春巻き。バインセオはベトナムお好み焼きと紹介されていたけど、どちらかというとオムレツに近い気がする。しかも具をまくタイプの。そして、その生地がパリパリに焼かれているというもの。パオンセオをひと口大にとり、たっぷりのハーブ(バジル、スペアミント、香菜)をのせてグリーンカール(サニーレタスのような葉物)でくるんでヌクチャム(ベトナムの万能つけだれ)をつけて食べる。ベトナムのランチメニューらしい。

バインセオの生地焼きは、はじめての焼き方でおもしろかった。油をひいたフライパンに生地を薄くのばし表面が乾いてきたらまわりから油を鍋肌にそってまわし入れる。すると生地がところどころ膨らんでくるのでそれをフライ返しで押さえつけながらこんがりと硬くなるまで揚げ焼する。実際せんべいのような固さになる。そこにもやしのナムルとえびをのせ、半分に生地をおり、挟み込む。このときバキッと音がするくらい生地は硬く仕上がっているわけ。食べてみるとこの生地が食感の違いをうむし、適度な油分が食欲を増進させてくれるということに気づく。


ほとんど下準備されていた訳だけど、自分でつくったバインセオと生春巻きに先生が用意してくれたチキンカレー(フランスパン付き)を金麦片手に食べる。驚くほどにヘルシーで辛味がすくなく程よい甘みがある。

この時の先生のベトナム留学での話がおもしろい。ベトナムでは、野菜を冷蔵庫で保存するという習慣がなく、毎朝市場に買いに出掛け一日分の野菜を仕入れてくるそう。留学先でベトナム人の友達が「すいかは冷蔵庫で冷やすとおいしいよ!」って教えてくれたらしい。日本なら常識なのに。毎朝とれた生野菜生ハーブをたっぷり手で包み込んで食べるという習慣。よく知らないけどきっとベトナムのエッセンスに確実に繋がっているという気がした。
そしてデザートにチェ(ベトナム風ココナッツミルク入り冷ぜんざい)。

カレー、あまりのおいしさに撮り忘れてて食べかけ。ベトナムではカレーの鶏肉だけをとりだし、ライムと塩でたべるらしい。どこまでさっぱり好きなのかしら。

お土産で金麦6缶セットとヌクマムをいただく。以前家で生春巻きをつくったときナンプラーを買ってそのままあまらせてしまったけど、今回ヌクマムをつかったたれ、ヌクチャムは最高においしかったので今晩早速つくってみた。
鈴木先生への返歌。さつま揚げが絶対あうとおもったので、サニーレタスかいわれ大根シソのさつま揚げエスニックサラダの完成。ついでに初タジンに挑戦。今日は多国籍だなー。