ショウガしごと、梅しごと2

やっとショウガの甘酢漬けをつくれる時間ができた。7月にはいって怒涛の日々。冷蔵庫で眠っているショウガはなんと7月2日付け。昨日手にとってしげしげと見たところ、皮の色が茶色くなっているようだけど、腐ってはいないしたいして傷んでもないようなので、このショウガで決行するつもりが、病院の待合室で読んだESSEに冷蔵庫での保存が一番良くないと書いてあり、一気に不安になる。帰りOKストアに寄るとまだ新ショウガを売っていたので、ショウガの甘酢漬けのない夏は耐えられないと思い念のため購入。旬の食べ物は出始めのものがおいしいって聞いたことがあるけど、仕方ないでしょ、腐っているよりまし。

左が7月2日に購入分、色が全然違う!

古いほうは少し心配なので、火をじっくり通す「新ショウガのしょうゆ煮」として、今日買ったほうは「甘酢漬け」として調理開始。なんといっても一番面倒なのは薄切り。ピューラーがないので、あまり薄くはできないけど、不ぞろいな厚みも愛嬌ということで。初のしょうゆ煮はまあまあのでき。とても簡単。味見をしたらかなりパンチがあったので、細切りでも良かったと思う。お茶漬けや冷奴、夏はそうめんの薬味にも使えそう。そして絶対したいのが、細く切ってシソと混ぜ合わせたショウガごはん。それをおにぎりにしてもいいなー。

R写
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今回の参考レシピ、『私の保存食手帖』

私の保存食手帖 (ESSEの本)

私の保存食手帖 (ESSEの本)



続いて、梅しごと2。
6月19日に漬け始め、一週間ほど常温、その後冷蔵庫で保存。出してみると結構エキスがでている。800ccほど。1kg の梅に対し800ccほど作れると書いてあったので焼酎分を考えると、やや少ないけど去年よりは良い。でも風味は去年のほうが良かったような気がする。焼酎を入れたせいか、青梅と南高梅のちがいか。Rにも感想を聞いてみるが、もう去年の味はわすれたとのこと。シロップは煮沸し保存。
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梅は捨ててしまうにはもったいないくらい原型をとどめているので、梅ジャムにしてみようと思い立つ。思い立ったのは7月13日の夜11時。なぜ思い立ったのか、そのときの自分に問いたい。11時だよ、と。現実には私はただもくもくと仕事し、しかし、夜のせいかやや焦り気味のちょいちょいミスをおかす有様。結局できたのはジャムではなくゼリー並みの硬さの甘い物体。梅自体がしっかり甘いのに砂糖を100gほど追加して煮たのが原因と思われる。焦って料理するのは一番駄目。おいしいものが遠のきます。

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でも、せっかく作ったんだからおいしく食べたいと思い、今日おやつをつくる。ひとつは濃い目の紅茶をつくり、グラス一杯の氷の上に梅ジャムをのせ、紅茶を注ぎいれる。梅フレーバーのアイスティーの出来上がり。もうひとつはヨーグルトに梅ジャム入れただけですが、これもおいしかった。夏にぴったりのさわやかおやつ。
影になって浮かんでいるのが梅。
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